更新日: 2026年3月15日
保険見直し 無駄な保険を解約して節約【2026年最新】
日本人の平均保険料は年間約38万円(月約3.2万円)。 しかし、公的保障(高額療養費制度・遺族年金等)を理解すれば、 民間保険の多くは不要であることがわかります。 本記事では、保険の見直しで月1〜3万円節約する方法を解説します。
目次
まず知るべき公的保障制度
保険を見直す前に、日本の公的保障がどれだけ充実しているかを把握しましょう。 公的保障でカバーできる部分は、民間保険は不要です。
| リスク | 公的保障 | 保障内容 | 民間保険の必要性 |
|---|---|---|---|
| 入院・手術 | 高額療養費制度 | 月の自己負担上限 約8万円 | 貯蓄100万円以上あれば不要 |
| 働けない | 傷病手当金 | 給与の2/3を最長1.5年支給 | 会社員は概ね不要、自営業は要検討 |
| 死亡 | 遺族年金 | 年100〜200万円を遺族に支給 | 子育て世帯は不足分のみカバー |
| 障害 | 障害年金 | 年58万〜100万円を支給 | 就業不能保険で補完を検討 |
| 介護 | 介護保険 | 自己負担1〜3割 | 40歳以上は公的介護保険で概ねカバー |
保険の必要性チェックリスト
以下に当てはまる方は、その保険を見直し・解約しても問題ない可能性が高いです。
医療保険が不要な人:貯蓄が100万円以上ある / 会社員で傷病手当金がある / 健康保険の高額療養費で十分と感じる
生命保険(死亡保障)が不要な人:独身で扶養家族がいない / 共働きで配偶者も十分な収入がある / 子どもが独立済み / 住宅ローン団信に加入済み
学資保険が不要な人:つみたてNISA等で教育費を積み立てている / 十分な貯蓄がある / 利回りが0.5%以下の学資保険に加入している
個人年金保険が不要な人:iDeCo・つみたてNISAを活用している / 利回りが低い(1%以下)/ 途中解約で元本割れするリスクが気になる
解約を検討すべき保険
1. 不要な医療保険・入院保険
高額療養費制度で月約8万円が上限。貯蓄100万円以上あれば、保険に頼らず自己資金で対応可能です。月5,000〜8,000円の保険料が浮きます。
節約効果:月5,000〜8,000円
2. 保障額が過大な生命保険
遺族年金・住宅ローン団信を考慮すると、必要な死亡保障は思ったより少ないです。保障額を適正化して月3,000〜10,000円の節約に。
節約効果:月3,000〜10,000円
3. 利回りの低い貯蓄型保険
学資保険・個人年金保険の利回りが1%以下なら、つみたてNISAの方が有利です。ただし途中解約の元本割れに注意。
節約効果:月5,000〜20,000円
4. 重複している保障
医療保険を複数契約している、火災保険とクレジットカードの保険が重複しているなど、気づかない重複があります。
節約効果:月1,000〜5,000円
残すべき保険
自動車保険(任意保険):対人・対物は無制限が必須。事故時の賠償額は数億円になることも。
火災保険・地震保険:持ち家の方は必須。賃貸でも家財保険は加入しておくべき。
子育て中の生命保険(必要最低限):遺族年金で不足する分だけ、掛け捨ての定期保険でカバー。
個人賠償責任保険:月100〜200円で日常の損害賠償リスクに備えられる。火災保険やクレジットカードの特約で付帯している場合も。
保険見直しの節約シミュレーション
【例】30代夫婦・子ども1人の見直し
| 保険 | 見直し前(月額) | 見直し後(月額) | 節約額 |
|---|---|---|---|
| 夫の医療保険 | 5,000円 | 0円(解約) | -5,000円 |
| 妻の医療保険 | 4,500円 | 0円(解約) | -4,500円 |
| 夫の生命保険 | 12,000円 | 3,000円(保障額減額) | -9,000円 |
| 学資保険 | 15,000円 | 0円(つみたてNISAへ移行) | -15,000円 |
| 合計 | 36,500円 | 3,000円 | -33,500円/月(年間40.2万円) |
ポイント:学資保険の解約は元本割れの可能性があるため、払済保険への変更や、 新規の積立をつみたてNISAに切り替える方法がおすすめです。 具体的な見直しはFPに相談して進めましょう。
見直しのベストタイミング
結婚時
配偶者の保険と重複がないか、受取人の変更が必要か確認。
出産時
死亡保障の追加を検討。ただし過大にならないよう注意。
住宅購入時
団信加入で死亡保障を減額可能。大幅な保険料カットのチャンス。
子どもの独立時
死亡保障は大幅に減額可能。医療保険の見直しも。
保険の更新時期
更新で保険料が上がる前に、他社への乗り換えや解約を検討。
家計が苦しい時
真っ先に見直すべきは保険。固定費削減で最も効果が大きい。
保険見直しの相談先
保険ショップ
ほけんの窓口、保険クリニックなど。複数社の保険を比較できますが、 取扱保険会社に偏る可能性がある点は注意。
各自治体の無料相談窓口
市区町村の消費生活センターでは、保険に関する相談も受け付けています。 商品の勧誘がなく安心です。
保険見直しの注意点
- 保険の解約は取り消しができません。新しい保険に加入してから古い保険を解約しましょう
- 持病がある方は、新しい保険に入れない場合があります。解約前に加入審査を受けましょう
- 貯蓄型保険の解約は元本割れリスクがあります。払済保険への変更も検討してください
- 判断に迷う場合は、必ず専門家(FP)に相談してから行動してください