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更新日: 2026年3月14日

借金の時効は何年?成立条件と注意点

「何年も前の借金、もう時効では?」と考える方は少なくありません。 確かに借金には消滅時効があり、一定期間が経過すれば支払い義務が消滅する可能性があります。 しかし、時効の成立には条件があり、知らずに行動すると時効がリセットされてしまうことも。 本記事では時効の仕組みと注意点を詳しく解説します。

⚠️

ご注意ください

時効の判断は複雑で、自己判断は非常に危険です。 時効期間が経過していると思って援用したら、実は中断事由があり時効が成立していなかった、というケースもあります。 必ず弁護士・司法書士にご相談ください。

借金の消滅時効は何年?

借金の種類 時効期間 起算点
消費者金融・カード会社(2020年4月以降) 5年 最後の返済日の翌日
消費者金融・カード会社(2020年3月以前) 5年 最後の返済日の翌日
銀行ローン(2020年3月以前) 5年 最後の返済日の翌日
個人間の貸し借り(2020年3月以前) 10年 返済期限の翌日
信用金庫・住宅金融支援機構(2020年3月以前) 10年 最後の返済日の翌日
奨学金(日本学生支援機構) 10年 最後の返済日の翌日

2020年4月の民法改正について: 2020年4月1日以降に発生した債権は改正民法が適用され、「債権者が権利を行使できることを知った時から5年」または「権利を行使できる時から10年」のいずれか早い方が時効期間です。 消費者金融やカード会社は債権の発生を当然知っているため、実質的に5年です。

時効が成立する3つの条件

1

時効期間の経過

最後の返済日(または最後の取引日)から、所定の期間(5年または10年)が経過していること。

2

時効の更新(中断)事由がないこと

期間中に裁判上の請求、差し押さえ、債務の承認などがあると、時効期間はリセットされます。

3

時効の援用を行うこと

時効期間が経過しても自動的に借金が消えるわけではありません。債権者に対して「時効を援用する」と意思表示する必要があります。通常は内容証明郵便で通知します。

こんな行動で時効はリセットされる

以下の行動をとると、時効期間がゼロからやり直しになります。特に「債務の承認」は知らずにやってしまうケースが多いので要注意です。

1円でも返済する

少額でも返済すると「債務の承認」とみなされ、時効がリセットされます。

「払います」と言う・書く

督促の電話で「分割で払います」と言ったり、返済猶予の書面にサインすると債務を承認したことになります。

裁判所から訴状・支払督促が届く

債権者が裁判を起こすと時効が更新されます。放置すると判決が確定し、時効は判決確定から10年に延長されます。

差し押さえを受ける

給与や銀行口座の差し押さえが行われると時効が更新されます。

時効を待つリスク vs 債務整理

時効を待つリスク

  • ✕ 遅延損害金が膨らみ続ける(年14〜20%)
  • ✕ いつ訴訟を起こされるか分からない
  • ✕ 差し押さえのリスクがある
  • ✕ 精神的ストレスが続く
  • ✕ 時効直前に中断される可能性

債務整理のメリット

  • ✓ 確実に借金を減額・免除できる
  • ✓ 依頼後すぐに督促が止まる
  • ✓ 遅延損害金の増加がストップ
  • ✓ 計画的に生活を立て直せる
  • ✓ 弁護士がサポートしてくれる

結論:多くの場合、時効を待つよりも債務整理をした方が確実で安全です。 ただし、既に時効期間が経過している可能性がある場合は、弁護士に確認してもらいましょう。 時効が成立していれば援用手続きを、成立していなければ最適な債務整理を提案してもらえます。

時効の確認も弁護士に無料相談できます

「自分の借金は時効になっている?」の確認も、弁護士への無料相談で可能です。 時効が成立していれば援用手続きを、まだなら最適な債務整理を提案してもらえます。

Q&A 借金の時効に関するよくある質問

Q. 借金の時効は何年ですか?
A. 2020年4月1日以降の借入(改正民法適用)は、債権者が権利を行使できることを知った時から5年、または権利を行使できる時から10年のいずれか早い方です。消費者金融やカード会社の場合は原則5年です。2020年3月以前の借入は、商事債権(消費者金融等)が5年、個人間の貸借は10年です。
Q. 時効を成立させるにはどうすればいいですか?
A. 時効期間が経過しただけでは時効は成立しません。「時効の援用」という手続きが必要です。具体的には、債権者に対して時効を援用する旨の内容証明郵便を送付します。弁護士や司法書士に依頼するのが確実です。
Q. 時効が中断(更新)されるケースは?
A. 以下の場合、時効期間がリセットされます。(1)裁判上の請求(訴訟・支払督促)、(2)差し押さえ・仮差押え、(3)債務の承認(1円でも返済する、借金があることを認める発言をするなど)。特に注意すべきは債務の承認で、督促の電話で「払います」と言ったり、少額でも返済すると時効がリセットされます。
Q. 時効の援用にデメリットはありますか?
A. 時効が成立すれば借金はなくなりますが、信用情報に「時効の援用」の記録が残る場合があります。また、時効期間が経過していないのに援用してしまうと、逆に債務を承認したとみなされるリスクがあります。必ず弁護士に相談してから行いましょう。
Q. 借金の時効を待つべきですか?それとも債務整理すべきですか?
A. 多くの場合、時効を待つよりも債務整理した方が確実です。時効を待つ間に訴訟を起こされたり、遅延損害金が膨らんだりするリスクがあります。現在の状況を弁護士に相談し、最善の方法を選択しましょう。

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免責事項:本記事は一般的な情報提供を目的としており、法律アドバイスではありません。 時効の判断は複雑であり、自己判断は危険です。必ず弁護士・司法書士にご相談ください。