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更新日: 2026年3月10日

過払い金請求のリスクとやり方

2010年以前に消費者金融やクレジットカードのキャッシングを利用していた方は、 払い過ぎた利息(過払い金)を取り戻せる可能性があります。 ただし、リスクや注意点もあるため、正しく理解した上で判断しましょう。

重要:本記事は一般的な情報提供を目的としています。過払い金の有無や請求の判断は、必ず弁護士・司法書士にご相談ください。

過払い金とは

かつて消費者金融やクレジットカード会社は、利息制限法の上限(年15〜20%)を超える 「グレーゾーン金利」(年20〜29.2%)で貸付を行っていました。

2006年の最高裁判決と2010年の貸金業法改正により、このグレーゾーン金利は違法と確定。 払い過ぎた利息の差額を「過払い金」として返還請求できるようになりました。

例:年29.2%で100万円を5年間借りていた場合、法定金利(年15%)との差額で 数十万円の過払い金が発生している可能性があります。

過払い金が発生する条件

1

2010年6月17日以前に借入を開始

貸金業法改正前の借入が対象。2010年以降に始めた借入は法定金利内のため、過払い金は発生しません。

2

消費者金融・クレジットカードのキャッシング

銀行のカードローン、住宅ローン、車のローンは元々法定金利内のため対象外です。

3

最後の取引から10年以内

過払い金の時効は最終取引日から10年。完済から10年以上経過していると請求できません。

過払い金請求のリスク・デメリット

完済済みの借金の場合 → リスク小

  • 信用情報への影響なし(ブラックリストに載らない)
  • 取り戻したお金に税金はかからない(原則)
  • ! 請求先の業者からは今後借入ができなくなる可能性

返済中の借金の場合 → 要注意

  • 過払い金で借金が完済できなければ「任意整理」扱いになる
  • 任意整理扱いになると信用情報に約5年間記録される
  • 過払い金で借金が完済できれば、信用情報への影響なし

※返済中の場合は、まず弁護士に「過払い金で完済できそうか」を確認してもらいましょう。

過払い金請求の方法

1

弁護士・司法書士に相談

初回相談無料の事務所が多い。借入時期、借入先、金額を伝えて過払い金の可能性を確認。

2

取引履歴の開示請求

弁護士が貸金業者に取引履歴の開示を請求。全ての取引を確認します。(約1〜3ヶ月)

3

引き直し計算

法定金利で再計算し、過払い金の正確な金額を算出します。

4

貸金業者に返還請求

弁護士が業者と交渉。交渉で解決しない場合は裁判を起こすことも。(交渉:約2〜3ヶ月、裁判:約6ヶ月〜)

5

過払い金の返還

和解または判決後、過払い金が返還されます。弁護士報酬(回収額の20〜25%)を差し引いた金額を受け取ります。

過払い金請求の費用

費用項目 金額の目安
相談料 無料の事務所が多い
着手金 0〜2万円/社
成功報酬(交渉の場合) 回収額の20%程度
成功報酬(裁判の場合) 回収額の25%程度

※過払い金が回収できなかった場合、費用がかからない「完全成功報酬制」の事務所もあります。

⚠️ 時効に注意!急いでください

過払い金請求の時効は最後の取引日から10年です。 2010年に完済した借金は2020年に時効が成立しているため、 現在請求できるのは2016年以降に完済した借金に限られてきています。

心当たりがある方は、時効が来る前に早めに弁護士に相談しましょう。 相談だけなら無料の事務所がほとんどです。

過払い金・債務整理の無料相談ができる事務所

過払い金の有無を確認するには、まず専門家に相談することが大切です。以下の事務所では無料で相談できます。

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